常温硬化シリカコート液


◉ 画期的な特性によって、不可能であった素材への塗布を可能にし、驚異的な耐久性の持続・向上が望めます。

 

常温で硬化


ナノからミクロン単位


高 硬 度


割れにくい 

 

基材界面と化学結合反応

 

シリカ積層膜を形成

 

膜質は鉛筆硬度で9H以上

 

デュポン式落下試験の最高度の衝撃に耐える高密着性 

 

 

 


◉ シリカコートと通常コートの比較

従来のシリカコートは、基材表面の凹凸(通常の物質はマクロまで拡大するとガラス以外はすべて凹凸の状態です)に浸透せず、下記図の様に空間が出来てしまいます。

 

当社のシリカコートは、コート材が凹底面まで浸透し、基材表面と化学結合します。

 

これにより、従来のコート材には無い強靭な強さと柔軟性を併せ持つ事に成功しています。


シリカコート液 4つの特性

1.耐候性、耐久性に優れ劣化しません。
 

 

 材料の劣化の原因は、太陽の紫外線・赤外線の他、ゴミの付着があります。

 

 付着物は空気中の水分や硫黄分等を表面に呼び込み、酸化を促進します。

 

 また、酸性雨や汚染された大気等も劣化を促進します。

 

 この酸化は、樹脂・塗料では割れ・剥がれ、金属では錆の形で現れます。

 

 この シリカコートは、バリア性に優れているので、この酸化を防ぐことができます。

 

 


2.太陽の紫外線エネルギー量より大きいので劣化しません。

 

  エネルギー量が大きい程、材料は劣化し辛くなります。 

 

  太陽エネルギー量より小さい、ワックス・ポリマー・塗料・アクリル等の樹脂は、

  エネルギー量が小さい為、一年に約100μ程度は劣化します。

 

  これらのコート剤を使用する場合は、100μm 以上が必要ですが、現実には20μm

     程度の塗膜が主流で、紫外線カット剤や耐候性機能剤等の添加剤を使用しています

  が無理があり、メンテナンスが必要です。

 

  この シリカコート は、ガラスと同じエネルギー量の大きさになります。

 

 


3.親水・撥水の両性なので、水で簡単に汚れを落とせます。

 

 平らに仕上がり、汚れが着き辛く、落ちやすくなります。

 

 平に見えるプラスチック・塗膜・金属・石・木等の表面も、ミクロの目で見ると、

 ガラス以外はすべて針山状態です。

 

 汚れはこの針山の谷間に付着し、より取れ辛くなります。

 

 このシリカコートは、針山の部分を全てコートするので汚れ辛くなります。 

 

 


4.ガラスと同じ「鉛筆硬度9H以上」の硬さになります。

 

 コート剤で、最も硬度があるのが、シリカです。

 

 このシリカコートはシリカを主成分とする液なので、

 ガラスの優れた面を残しつつ『扱い難さ、割れ易さ』 といった欠点を

 克服してできた"夢のコーティング材料"です。

 

 

 


塗布サンプル写真

シリカコートする事で錆び止めになったサンプル

*上側コート有り、下側なし

 

 

シリカコート対衝撃性サンプル

*全面シリカコート塗布

 

シリカコートした後に衝撃を与えても、基材にクラックが入りません。


シリカコートが保護膜になる例

*赤ペンキの上からコート

*上側コート無し、下側有り

 

シリカコート無し (上側) では、与えられた衝撃で赤ペンキが剝げていますが、シリカコートされた下側は、衝撃後もペンキは剥げず、基材に凹凸が発生したのみです。

 

 

 

 

シリカコートしたゴムを曲げる

写真サンプル

*上側コート有り、下側なし

 

このシリカコートは、非常に密着性が高く、ゴム等に塗布した後曲げてもクラック等は入りません。

 

 


他コート材との仕様比較(表)


このシリカコート液の良さは多くの素材に常温で簡単に塗れ、

 

密着性に優れ、

 

硬化してできた塗膜がケイ素セラミックを構成し、

 

強靭な強さを発揮し、

 

耐候性・耐熱性・耐傷性等に

 

優れていることです。 

 

そして、幅広い分野に可能性がある液であることです。